当社のプリント技術「シルクスクリーンプリント」「インクジェットプリント」に加え「昇華転写プリント」ができる様になりました!
どんなプリント技術か、またどんな商品にむいているのか解りやすく解説します。
目次
昇華転写プリントとは
昇華転写プリントとは、生地の染色方法の一つです。昇華転写専用のインクをプリンタで転写紙にプリントし、その後高温の転写機にプリントした転写紙と生地を一緒に通す事でインクが液体から気体(気化)になり染色されます。
生地自体にインクを染み込ませるのでプリント面にインクがのった質感もなく、自然な仕上がりになります。
昇華転写プリントの特徴は?
昇華転写プリントはオリジナルグッズの製作と相性が良いプリント方法です。メリットは以下の事が言えます。
◼綺麗に色やグラデーションのプリントができる
◼プリントが落ちにくい
◼ 生地自体に染み込むので質感を活かしながらデザインを忠実に再現できる
<綺麗に色やグラデーションのプリントができる>
インクジェットでフルカラープリントした後に生地へ熱転写をするため、データ通りの色に限りなく近く仕上げることができます。CMYKで表現できる色であればどんな色でも再現可能です。
※インクジェットとの違い
インクジェットプリント → 直接インクを吹きプリント
昇華転写プリント → 1度転写紙にプリントしてから生地に熱で圧着する。(そのため色鮮やか)
<プリントが落ちにくい>
シルクスクリーンとは違い、生地自体に染料を染み込ませるので退色や印刷面の剥がれは気にせずに済みます。また水に強く、屋外でもご使用いただけます。
<質感を活かしながらデザインを忠実に再現できる>
生地自体に染料を染み込ませているので素材の風合いを生かしながらデザインを再現できます。
ごわつく事もありません。
※注意点
綿や絹などの天然繊維やナイロン生地には十分に定着しません。ですのでプリントできる素材がポリエステル生地に限られてしまいます。
アイロンや乾燥機などの熱をかけると、インクが再び気化して色落ちの可能性が高くあります。
また、使用インクは紫外線に弱いという特徴があります。そのため、強い紫外線に長期間当たると色が薄れる可能性があります。
どんな商品にむいてるか?
では、どんな商品に向いているのかご紹介します。
◼旗・幕(タペストリー)
◼バッグやタオルといった小物
◼ユニフォーム、Tシャツ
◼化繊生地(ポリエステル生地)の柄生地
上記以外にもオリジナルデザインを化繊生地(ポリエステル生地)にプリントすることが可能ですので、皆様の「作りたい」を実現できればと思います。
さいごに
当社は、様々な技術を用い皆様の「作りたい」を応援します!
もし、解らない事や「こんな物を作りたい」などご相談がありましたらお気軽にお問合せください。
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