オリジナルTシャツを作ってみたけど、普通に洗濯していいものなの?
世界に一つだけのお気に入りなので長持ちさせたいんだけど・・・!
とお困りの方に、今回はプリントTシャツのお洗濯の方法と長持ちさせるコツをご紹介します。
プリントTシャツは洗濯できます。
オリジナルで作ったプリントTシャツは、洗濯する際に「色落ち」や「剥がれ」「手軽に洗濯できないのでは」と悩んでしまう方もいらっしゃるかと思います。
結論から申しますと、プリントTシャツは洗濯できます!
プリント方法別に特徴や注意点をまとめてみましたので、参考にしていただけますと幸いです。
プリント方法別 特徴や注意点
■シルクスクリーンプリント
Tシャツの中では最も人気の高いプリント方法の一つです。
シルクスクリーンプリントは、枠にメッシュ生地を貼り付けた「版」と呼ばれるものを作成し、その上にインクを置いてヘラで押しつけて色を写します。
生地にインクがのっている状態なので、何度かそのまま洗濯していくうちに生地がよれてひび割れや剥がれの原因になります。
■インクジェットプリント
インクジェットプリントはシルクスクリーンプリントとは違い、版を作らずインクを生地に直接吹付け染み込ませるプリント方法です。
ですので通常通りの洗濯でもプリントが剥がれ落ちる心配はありません。
しかし、摩擦や熱に弱いため、稀にプリントが剥離することもありますので注意が必要です。
■昇華転写プリント
昇華転写専用のインクをプリンタで転写紙にプリントし、その後、高温の転写機にプリントした転写紙と生地を一緒に通す事で、インクが液体から気体(気化)になり染色されます。
生地自体に染料を染み込ませるので退色や印刷面の剥がれは気にせずに済みます。
長持ちさせるための洗濯方法
まずは、そのTシャツの洗濯表示をチェックしましよう。
洗濯表示とは、そのTシャツそれぞれに適切な洗濯・乾燥方法などを記号で示しているものです。
■Tシャツを裏返しネットに入れる!
Tシャツを裏返し洗濯ネットに入れると、他の洋服とのトラブルを避けられるので「擦れ」や「色移り」がかなり軽減されます。
プリントしたてのTシャツは、色落ちを防ぐために念のため1着で洗うのがおすすめです。
■中性洗剤を使用しよう!
素材が傷みにくい中性洗剤がおすすめです。漂白剤や着色成分も入っていないので、プリント面が色落ちすることもないでしょう。
汚れがひどい場合はついつい漂白剤を使いたくなりますが、色が抜けてしまう恐れがあるのでおすすめできません。
■水は弱め、時間は短めがおすすめ
Tシャツの型崩れやデザインがあせてしまうのを防ぐため、水流は「弱コース」「デリケートコース」など「弱め」に、洗濯機の中で回し続けるとTシャツの生地やプリント部分に負担がかかってしまいますので「短め」にしましょう。
■手洗いなら安心、長持ち
手洗いをする場合は、中性洗剤とぬるま湯を混ぜた洗面器を用意し、その中でTシャツを5分ほど放置します。
その後、手で優しくTシャツを揉むように洗い・すすぎ、洗濯機で30秒~1分程度脱水します。
(長く脱水しますと擦れの原因になってしまうので短めが良いでしょう。)
■洗濯後はすぐに陰干しする
洗濯後はすぐに陰干ししましょう。洗濯機の中で長時間放置するのは、プリント部分同士がくっついて剥げてしまう原因になるためやめてください。
また、乾燥機の使用はプリントが劣化し生地が傷みますのでやめてください。
さいごに
当社でお作りしたTシャツ・作っていないTシャツに関わらず、ご自身の大切なTシャツを長く楽しんでいただきたい・・・!
長持ちする洗濯方法をマスターしてTシャツライフを楽しみましょう!
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