Tシャツやオリジナルの商品を作ろうとした時に聞く、「トレース料」。
トレースって何?一体どんな事をしているの?と疑問に思った方もいらっしゃると思います。
今回はそんな方に、トレースを簡単にご説明します!
目次
トレースって何?
トレースという言葉には、「跡(あと)をつける、形跡、証拠、なぞる、たどる、追跡する」などの意味があります。
当社でいう所のトレースとは、デザインや画像をプリントできる状態(パスデータ)にするためにその画像をなぞる事を言います。
どんな時に必要なの?
では具体的にトレース作業が必要になってくるケースはどのようなものかご説明します。
<画像がプリントサイズよりも大きい場合、解像度が低い場合>
画像のプリントしたいサイズより画像が小さい場合と解像度が低い場合(データが粗いと言うのですが)、そのままですとフチがギザギザ状態で汚いものが出来上がります。
<手描きのイラストをプリントしたい>
「会社で使用している文字を使いたい」という場合や手書きの文字はトレース作業が必要になってきます。
※似た書体で良い場合は、トレースを行わず文字のうち替えで対応できます。
ライブトレースと手動トレース
トレースには「ライブトレース」と「手動トレース」の2種類があります。当社が使用しているアプリ「Adobe illustrator」の機能の一つに「ライブトレース」があり、画像を自動でトレースしてくれます。
それに対して「手動トレース」は「Adobe illustrator」のペンツールを使い、一つ一つなぞっていきます。
<ライブトレース>
ライブトレースである程度の輪郭をなぞる事はできますが、画像が細かくて複雑なデザインの場合は角がかけていたり、違う形になったりします。
その場合は手動トレースが必要になってきます。
<手動トレース>
当社のスタッフがいただいた画像を見ながらペンツールを使い、一つ一つ手作業で丁寧にデータを作成していきます。
ライブトレースの様に自動で作成できないので時間と手間がかかります。
さいごに
今回はトレースについて簡単にご説明しました。トレースを綺麗に行う事は知識と技術が必要です。
「細部にもこだわってアイテムを作りたい!」場合は手動トレースさせていただく事をお勧めします。
逆にライブトレースでも可能な場合・文字のうち替えで可能な場合もございますので、一度お気軽にご相談くださいね。
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