暑い日が続いていますね。北海道の北見市では24日に観測史上最も暑い39度を記録しました!
そんな暑い日には、ぜひご自宅で工作を楽しんでみませんか?夏休みの工作や自由研究にピッタリの「自作タイダイ染め+シルクスクリーンプリント」をご紹介します。
ほぼ100均一でできるので是非、親子で挑戦してみてくださいね。
そもそも「タイダイ染め」って何?
タイダイ染めとは、布を縛ったり、折ったり、ねじったりして模様を作り、その状態で染料をかけて染める染色方法です。
語源は英語の「tie(縛る)」と「dye(染める)」を組み合わせた言葉。
縛り方や染料の組み合わせによって、さまざまな模様やグラデーションを作り出すことができます。
〈絞り方を紹介〉
・まだら模様・・・ランダムに染めムラが出る模様で、染めたいものを丸めて数か所縛るだけで模様が作れます。
・じゃばら模様・・・異なる色が交互に出て、直線的な模様になるのが特徴です。
・豆縛り模様・・・円形の模様で、染めたいものの好きな場所をつまんで縛るだけで簡単に模様が出せます。
・サークル模様・・・いわゆる渦巻き模様。円の中心にしたい部分をつまみ、つまんだ部分を中心に全体がまるく渦状になるまで、少しずつ一定方向にねじります。
・幾何学模様・・・円形や四角形などが組み合わさった複雑な模様で、布を重ねた状態でじゃばら折りにするなど複雑な工程が必要になります。

準備をしよう!
自作するなんて難しそう、、、と思うかもしれませんが、今回ご紹介する方法は道具をほぼ100円均一で揃えられるのでお手軽に始められます!
「試しにどんな感じか挑戦してみよう」「夏休みの工作・自由研究に」など、お考えの方はこの機会に挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。(^^)

〈タイダイ染めに必要な道具〉
▶100円均一商品
1.アクリル絵の具(水と混ぜて使います。お好きな色を2~3色ご用意ください)※今回は2色使いました。
2.輪ゴム(またはタコ糸。ご家庭にあるものでかまいません)
3.ドレッシング入れ(色数分)
4.ゴム手袋
5.ワイヤーネット(染料をかける際に使用します。バケツやネットなどでも可能です。)
▶100円均一以外
6.綿100%、もしくは麻100%の白いTシャツ(使い古したTシャツでもOK♪)
染めからプリントまで
それでは、タイダイ染めの工程を確認していきましょう!
1.Tシャツを水で洗う
綿か麻のTシャツを用意したら、全体を水でいったん洗いしぼります。
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2.Tシャツを縛る
Tシャツを縛って輪ゴムでとめていきます。この時、どんな模様にしたいかによって縛り方が変わります。
(※今回はお子様にも簡単にできそうな、まだら模様にしました。)
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3.染料を作る
ドレッシング入れに水(少量)とアクリル絵の具を入れてよく混ぜます。
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4.ワイヤーネットの上に縛ったTシャツを置き、染料をかけます。
裏も忘れずにかけていきましょう。
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5.染み込ませる
淡い色にしたい場合は3~4時間、しっかりと染めたい場合は1日放置します。
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6.余分な染料を水で落とす
動画では輪ゴムをとってから水につけましたが、最初は輪ゴムを着けた状態で洗い・その後ほどいてから洗いま
しょう。
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7・色止めのために酢(または食塩)水に浸ける
水1Lに対し酢大さじ2の分量です。水洗いして軽くしぼったTシャツを入れて2時間ほど放置します。
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8.水洗い・陰干しをして完成
染めたものを再度水洗いし、水に色が出なくなったら脱水してから陰干しして完成です。
(※この時、乾燥機は使用しないで干してくださいね)
それでは、タイダイ染めとシルクスクリーンプリントの一連の動画を作成しましたのでご覧ください。
自作シルクスクリーンプリントの方法はこちらのブログから
>>夏休みの工作・自由研究にもおススメ!ほぼ100均で揃う【自作シルクスクリーンプリント】
さいごに
夏休みの工作や自由研究にピッタリの「自作タイダイ染め+シルクスクリーンプリント」をご紹介しました!
今回はほぼ100円均一で道具を揃えてみたのですが、本格的にやりたい!と思った方はネットでタイダイ染めのキッドも売っています(^^)
〈もしタイダイ染めTシャツにプリントをしたい場合〉
当社ではタイダイ染め自体を行っておりません。
タイダイ染めTシャツにプリントをしたい場合は「タイダイ染めをご自身でしてTシャツを持ち込み」もしくは「既製品のタイダイ染めTシャツを持ち込み」いただいたものにプリントさせていただきます。
お気軽にご相談くださいね。
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