自作のオリジナルデザインのトレーナーやスウェットウェアを作るとき、当社では「シルクスクリーン印刷」と「フルカラープリンター」の2種類の技術を使用してプリントします。
目次
シルクスクリーン印刷でウェアにプリントする
シルクスクリーン印刷は、デザインの色毎に製版を作成し、色毎にスキージ(ヘラ)でウェアにプリントしていきます。
インクを高温で固着しているので、洗濯も安心です。
単色デザイン、ベタデザインに最適
シルクスクリーン印刷は、単色デザインやベタデザイン(グラデーションではなく、色面積が多いデザイン)に最適です。
色毎に版代がかかるので、多色の場合はコストアップになります。
発色はフルカラープリンターよりも良いです。(当社比較)
単色、色数が少ない、グラデーションを使わないデザインの場合は、シルクスクリーン印刷をお勧めします。
基本的に素材は何でもOK!
基本的にコットン(綿)、ポリエステル(化繊)問わず、どんな素材のウェアにもプリント可能です。
※一部プリントできない素材があります。
プリント工程について
- スクリーン版を準備する(製版)
- スクリーン版にインクを流し込み、スキージ(ヘラ)で刷り込みする(プリント)
- インクを高温で固着して完成
トレーナー・ジャケットなどアウターウェアーのオーダープリント
フルカラープリンターでウェアにプリントする
当社ではEPSON製のフルカラープリンターを使用してウェアにプリントします。
※以下情報は、EPSONホームページの製品説明文を一部抜粋しています。(大判プリンター SC-F2150|製品情報|エプソン)
グラデーション、写真(画像)デザインに最適
5色のインクと高性能ヘッドを使用して、クオリティーの高いデザインをトレーナーやスェットウェアにプリントします。
シルクスクリーンではコストがかかるグラデージョンや多色なデザイン、再現が難しい細かなデザイン、写真(画像)のプリントが、フルカラープリンターでプリントできます。
版代がかからないので、デザインによってはシルクスクリーンよりもコストダウン可能です。
グラデーション、多色、細かなデザイン、写真(画像)をトレーナーやスウェットウェアにプリントしたい場合は、フルカラープリンターをお勧めします。
※当社ではコットン(綿)素材へのプリントをお勧めしています。
※当社ではウェアの地色が、淡色(白、水色など)をお勧めします。ウェアの地色が、濃色(黒、紺など)の場合は前処理剤の痕が残ります。
洗濯も安心のプリント技術
使用するインクは、洗濯に対しても色落ちが少なく、高い堅牢度が実証されています。
※着用の前に、プリント面を裏返し、ネット洗いすることをおすすめします。
赤ちゃんに優しいインクを使用
肌に直接触れるものなので、安全性にも配慮して、国連GHS文書が規定する危険物質は不使用です。
そのためGHSラベルの表示は不要です。
※GHSとは、化学品の危険有害性ごとに分類基準及びラベルや安全データシートの内容を調和させ、世界的に統一されたルールとして提供するものです。
※使用するインクや専用前処理剤は、繊維製品の国際的安全規格である「エコパスポート認証」を取得しています。乳幼児が触れる繊維製品に印刷したものでも、安全であることの証であり、安心してお使いいただく事が出来ます。
トレーナーに写真(画像)をプリントする方法
最大A3サイズまでプリント可能です。
用意する写真(画像)の大きさ
トレーナーやスウェットウェアにプリントしたい大きさと同じ大きさ(実寸サイズ)の写真(画像)をご用意ください。
お持ちの写真(画像)の大きさが判らない場合は、当社で確認させていただきますので、ご遠慮なくお申し付けください。
※パソコンやスマートフォン上で写真の情報(画像情報)を確認すると「実寸サイズ」が表示される場合があります。
用意する写真(画像)の解像度
プリントしたい写真が実寸サイズであれば、解像度は72pixel以上の写真(画像)をご用意ください。
お持ちの写真の写真(画像)の解像度が判らない場合は、当社で確認させていただきますので、ご遠慮なくお申し付けください。
※パソコンやスマートフォン上で写真の情報(画像情報)を確認すると「解像度」が表示される場合があります。
写真(画像)の著作権や肖像権について
写真(画像)には著作権、肖像権が発生する場合があります。
写真を撮った方、画像を作った方、写真に写っている人物などに予め許可を取ってから当社にご依頼ください。
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